金鉱株に投資「ブラックロック・ゴールド・ファンド」と現物金のメリット・デメリット

 0   266   0     あとで読む   feedlyで購読  はてブする

photo credit: 182/365 Sparkle (+2) via photopin (license)
photo credit: 182/365 Sparkle (+2) via photopin (license)
スポンサーリンク

今回は、投資信託の中でも「コモディティ」に分類される「金」の話をしようと思います。

現物金の特徴

コモディティとは、原油・天然ガス、金・プラチナから、農産物(大豆・トウモロコシなど)等のことを指し、世界の商品取引所で先物取引されている商品となります。

実際金への投資となると、宝飾店などで金が含まれているアクセサリーや、金地金と呼ばれる「延べ棒」のようなものが思い当たるかと思います。

あとは、カナダやオーストリア政府が発行するコインもありますね。

これらは、「現物金」と呼ばれており、一般的に金投資というと、この「現物金」を保有する考え方となります。

リスクオフで金が買われる理由

金投資の魅力は、何といっても「金自体が価値を持っている」という事です。

例えば、株式のような発行元企業が倒産などをしてしまうと、株券の価値はゼロになってしまいますが、実物資産である金は、倒産するなどという考え方は存在しません。

また、保管する上で税金もかかりませんし、品質が劣化するということもない為、長期保有することも可能です。

一般的に金相場は、株式市場と反対の値動きをすることが多く、最近の株式相場急落に伴って、金価格は急上昇しています。ですので、株式投資を行っている方にとっては、金投資をすることにより、リスクヘッジをすることができるのです。

更に、金は「売りたいときに売れる」というメリットがあります。

不動産などは、いざ売却しようと思っても時間や手間がかかります。金相場は、市場が常に動いているので、自分の好きなタイミングで売買が簡単にできることも利点となっています。

不況に陥った時や、災害・戦争など、より安全な(リスクの少ない)資産に資金が向かいやすい相場状況を「リスクオフ」と言いますが、このような状況下では金が値上がりすることが多い傾向にあります。

「有事の金」というキーワードは、テレビ・マスコミ等でもよく聞くかと思います。

金価格の変動要因

もちろん、良いことばかりではありません。金自体の変動要因は、いくつか挙げられますので、以下に記します。

ドルと金価格の関係

基本的に金は世界の基軸通貨である米ドルを基準に考えられます。一般的にドル安になればその資産価値は減ることになります。

ただ、日本で金を購入する場合は、基本円建てで純金を購入するため、円高の方が金を割安で購入できます。

原油価格とインフレ懸念

アメリカ経済の動向は、ドルの価値に影響を受けます。米ドルが動くと、おのずと金価格も変動します。あと、原油価格です。

現在、歴史的な低水準まで原油価格が下げています。それに伴い、金価格は上昇というようになっています。

需給バランス

金への需要が増えたり、供給が少なくなれば価格は上昇します。

逆に、金から別のリスク資産への動きが見られる、新しい金鉱山などが見つかるなどの供給元が増えたりすれば、価格は下がることになります。

金に限ったことではありませんが、この需給関係というのは重要です。

「現物金」を保有するデメリット

  • 販売会社によっては、5gから購入できるものもあるが、少量購入の場合は手数料が高めの為、購入の際にはある程度まとまった資金が必要。
  • 保有しているだけでは、預貯金などと違い利息が付かないので、利益を生み出すことが出来ない。
  • 金地金を自宅で保有すると、常に盗難の心配をしなくてはいけない。(販売会社が保管してくれるサービスも有るが、手数料がかかってしまう)

などが、挙げられます。

以上のように、「現物金投資」のメリット・デメリットなどを説明してきました。

ここからは金鉱株に間接的に投資が出来る、代表的な投資信託の「ブラックロック・ゴールド・ファンド」をご紹介したいと思います。

              
スポンサーリンク

「ブラックロック・ゴールド・ファンド」

pendulum-626623_1920

このファンドを運用する、資産運用会社はファンド名にもあるように、ブラックロックという、アメリカに本拠を置く世界最大の資産運用会社です。

運用資産は、株式・債券・不動産などのリスク資産を幅広く取り扱い、その総額は世界のGDP合計72兆ドルの約6%にあたる、4.5兆ドル(約500兆円)となっています。

CEOである、ローレンス・D・フィンクが発言する内容は、市場に及ぼす影響力が大きいので、その発言内容に注目が集まるほど重要な人物となっています。

このファンドは、金自体に投資をするのではなく、「南アフリカ、オーストラリア、カナダ、アメリカなど」の金鉱企業の株式に投資をすることを目的としています。

「ブラックロック・ゴールド・ファンド」の運用は、地質学、鉱物探査学等の運用以外の専門家が加わっていますので、このファンドを購入すると、こういった専門家チームを間接的に雇っているのと同じ効果になります。

このような金鉱企業株というのは、基本的に現物の金と同じ方向に動くのですが、金現物よりも価格の振れ幅が大きいのが特徴となっています。

ですので、金を直接投資するよりも大きな利益を期待できるのですが、反面リスクも大きくなることに注意が必要です。

ブラックロック・ゴールド・ファンドの手数料などのデータ

販売手数料:証券会社によって異なる。(ネットの金融機関は、比較的手数料ゼロが多い)
信託報酬: 2.16%
信託財産留保額:ありません
純資産額:約115億円

投資信託の指標となるデータ(数値は3年平均)

標準偏差:34.03
シャープレシオ:-0.65

(補足:標準偏差は、値が小さいほどよく、シャープレシオは、値が大きいほど良い)

※文中のデータの数値は、作成時のものです。実際に購入を検討された時期により、値が異なっている場合がございますので、ご注意ください。

株式市場が荒れている今こそ、このような金への間接投資が出来るファンドは、株式相場と逆の動きをするため、保有資産のリスク低減という意味では効果を発揮すると思います。

2008年に起きた、リーマンショック後は、通貨に対する不安から、こういった金が脚光を浴びています。
ただし、デメリットのところでも述べたように、金は保有しているだけでは、利息等の収益を生まない資産となりますので、投資を検討される際には、その辺のことも頭に入れた上で検討されるのが良いでしょう。

              
スポンサーリンク

「金鉱株に投資「ブラックロック・ゴールド・ファンド」と現物金のメリット・デメリット」
いかがでしたでしょうか?
役立ちましたら「シェア」お願いします

 現在 266 名の方が feedly で購読中!

 ツイッターに最新記事が届きます!

 最新情報のチェック&あとから読み直す
 この記事のシェアにはテキストリンクのHTMLタグご活用ください。ご自由にコピペしてください。

関連記事

ページ上部へ戻る