ハイリスクハイリターン!楽天日本株4.3倍ブル・楽天日本株トリプルベアⅢの特徴

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今回は、投資信託の中でも少し特殊な部類に入るかと思われる、「ブル・ベア型ファンド」いうものをご紹介したいと思います。

ブル・ベア型ファンドの特徴

まず「ブル・ベア」の名前の由来について説明します。

「ブル」は、雄牛(=Bull)という意味で、スペインの闘牛でも見るように、角を下から上へ突き上げて攻撃を行うという意味から「上昇」を表します。

「ベア」は、熊(=Bear)という意味で、熊が爪を上から下に振り下ろして攻撃を行う意味から「下落」を表します。

「ブル・ベア型ファンド」は、先物やオプション取引※を利用して、指数(日経平均など)の値動きを大幅に上回る投資成果を目指す投資信託となります。

大体、対象指数の2倍程度を基準として、収益を目指す商品が多いです。

※先物取引…通常の取引とは異なり、「あらかじめ決められた日にちに、決められた価格で取引をしましょう」と、約束する取引の事です。

※オプション取引…オプションとは、権利のことを指し、将来の決められた期日にあらかじめ決められた価格で買うまたは、売る権利を売買する取引です。(買う権利を「コールオプション」、売る権利を「プットオプション」と言います)

例えば、日経平均株価の値動きの2倍の収益を目指す「ブル・ベア型ファンド」の場合ですと、「ブル型ファンド」は、日経平均が5%上昇すると、ファンドの価額は10%程度上昇します。逆に日経平均が5%上昇すると、10%程度下落します。

「ベア型ファンド」は、日経平均が5%下落すると、ファンドの価額は10%程度上昇します。逆の動きも然りです。

指数以上の値動きをするのは何故かと言うと、投資資金の何倍もの効果を生み出す取引(先ほど説明した先物・オプション取引など)に投資を行っているからです。

信用取引や外国為替証拠金取引(通称:FX)をイメージして頂くと分かりやすいですが、自己資金の何倍もの取引が可能なレバレッジの仕組みと同じことです。

ブル・ベア型ファンドのメリット・デメリット

ここからは、このブル・ベア型ファンドのメリット・デメリットを説明します。

日経平均株価などの代表的指数が上昇局面で推移している時に、ブル型ファンドを用いることで、比較的少ない資金で大きなリターンを得ることが可能です。

しかし、上昇すると思っていて、逆に下落してしまった場合、損失も2倍となってしまう事に注意が必要です。

次に、日経平均などの指数が下落局面で推移している時に、ベア型ファンドを用いることで、大きなリターンを得ることが出来ます。こちらも同様ですが、下落すると思っていて逆に上昇した場合、損失も2倍に膨らんでしまいます。

個人的意見を述べますと、現物取引のみを行っている投資家が、現物保有株を所有している場合、日経平均が下落すると、概ね保有株も下がるので含み損が出てしまい、下落していくのを、ただ指をくわえて相場を見ているだけとなってしまいます。

しかしここで紹介しているベア型ファンドを用いることで、下落局面の場合でも、ベア型ファンドは上昇しますので、こちらで利益を得ることが出来ます。

そういった使い方をすることで、株価下落の損失をある程度低減できる効果も期待できるのです。

              
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「楽天日本株4.3倍ブル」と「楽天日本株トリプルベアⅢ」

ここからは、この「ブル・ベア型ファンド」の代表的な投資信託である、ブル型の「楽天日本株4.3倍ブル」と、ベア型の「楽天日本株トリプルベアⅢ」を紹介します。

楽天日本株4.3倍ブル

このファンドは、国内の株価指数先物取引と短期の公社債を主要投資対象としたもので、これらの値動きの概ね4.3倍程度の値動きを達成できるような仕組みとしています。

特徴は、先にも紹介した通りですが下記となります。

  • 株式市場が上昇した場合、それ以上の利益を出すことが可能。
  • 逆に下落すると下落幅以上の損失を被る。
  • 株式市場が、一定範囲内でもみ合う場合、基準価額は押し下げられる。

基本は上昇局面にあると判断したときに、投資を行う事で大きな利益を上げることが可能となっています

手数料などのデータ

販売手数料:金融機関によって異なるが、概ね税込3.24%のところが多い。
信託報酬:1.2204%
信託財産留保額:なし
純資産総額:約120億円

取り扱い金融機関

いちよし証券
エース証券
SBI証券
岡三オンライン証券
カブドットコム証券
ジャパンネット銀行
立花証券
東武証券
日本アジア証券
ニュース証券
マネックス証券
楽天証券

楽天日本株トリプル・ベアⅢ

このファンドは、国内の株価指数先物取引と短期の公社債を主要投資対象としたもので、これらの値動きの概ね3倍程度「反対」の値動きを達成できるような仕組みとしています。

こちらの特徴もおさらいにはなりますが下記。

  • 株式市場が上昇した場合、このファンドは下落し、大きな損失を被ります。
  • 逆に株価が下落すると下落幅以上の利益を得ることが出来ます。
  • 株式市場が一定範囲内でもみ合う場合、基準価額は押し下げられます。

昨今の下落基調となっている時などには、このファンドが大きな利益をもたらす効果を発揮することができます。

ちなみに、Ⅲとありますが、「楽天トリプル・ベアⅡ」と言うものがあり、こちらは2016年6月15日をもって終了となる為、これに代替する形でⅢとなっています。投資を検討する際には、間違えないようにご注意ください。

手数料などのデータ

販売手数料:金融機関によって異なるが、概ね税込3.24%のところが多い。
信託報酬:1.0044%
信託財産留保額:なし
純資産総額:約6.5億円

取り扱い金融機関

いちよし証券
エイチ・エス証券
エース証券
岡三オンライン証券
おきなわ証券
カブドットコム証券
ジャパンネット銀行
スターツ証券
ソニー銀行
立花証券
東武証券
ニュース証券
野村證券
マネックス証券
楽天証券

取り扱い金融機関を見て頂くと、「ベア型ファンド」方が、扱っている金融機関が多いことに気付くと思います。

これは、先ほど説明したように現物株投資家が下落リスクに備えてリスクヘッジをする投資家の需要が大きいことの証であると思われます。

以上のように説明をしてきましたが、どちらのファンドにせよ、日経平均などの指数の動きの倍以上の値動きをするファンドとなります。

明らかな上昇または、下落基調を伴っている場合、その流れに沿って投資を行うならまだしも、相場の動きが分かりづらい時に手を出すと、「損失が必要以上に大きくなる」ということを念頭においた上で、投資を検討してほしいと思います。

ハイリスクハイリターンを狙う、投機的なファンドと言ってもいい金融商品となります。

もし、検討をされるのであれば、保有株に対するリスクヘッジの意味で「ベア型ファンド」を下落相場と判断出来るところで、適宜、買い建てていくのが良いのではないでしょうか。

              
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