バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)の手数料と購入時注意すること

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今回は「ETF」という投資信託に似た、金融商品の「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)をご紹介したいと思います。

※あくまで個人的な見解によるもので、その将来の運用成果を保証するものではありません。投資にかかる最終決定は、あくまでご自身でご判断下さい。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」(VT)

ETFって何?

ETFは、(Exchange Traded Fund)の略称で、特定の指数(日経平均株価など)の動きに連動する運用成績を目指す、金融商品取引所に上場している投資信託のことです。

一般的な投資信託は、「基準価額」というものが日々公表されていますが、これは1日1回だけの価格設定となっているところ、ETFは、株式銘柄と同じように取引時間中に価格が変動しますので、自分が購入したいタイミングで買い付けが出来るところが投資信託と大きく異なる点になります。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの特徴

「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」は、「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス」という、ベンチマークで運用されています。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは、先進国・新興国含め世界47カ国の株式市場への投資を目的とした株価指数(インデックス)です。

ちなみにベンチマークとは…

「ベンチマーク」

市場平均を表す指標。

投資信託の運用実績の良し悪しを判断するための基準値となるものです。

例えば、日本の株式市場であれば、日経225種平均株価や東証株価指数(TOPIX)がベンチマークに相当します。

一般的に日本株に投資する投資信託の場合、これらをベンチマークとしてファンドの運用実績の良し悪しを判断します。

参考weblio辞書より「ベンチマーク」

よってバンガード・トータル・ワールド・ストックETFは投資信託の中でも「インデックス型」になります。

そしてバンガード・トータル・ワールド・ストックETFが凄いのは、このETF1本で「世界47か国、約8000銘柄」の株式に投資できるというものです。

これは、全世界の市場時価総額の98%以上をカバーしていることになります。ちなみに、このETFの資産構成は、「株式」のみとなっており、「債券」は含まれていません。

投資信託のカテゴリで言うと、「海外株式インデックス型」に該当します。

また、純資産総額は、約52.19億ドルと巨額です。

地域別の構成比率

アメリカ:52.9%
欧州:24.5%
太平洋:13.9%
新興国:8.5%
中東:0.2%

アメリカの比率が高くなっています。優良企業がアメリカに多い証拠でもあります。

組み入れ上位の構成銘柄(上位5銘柄)

1位:アップル
2位:エクソンモービル
3位:グーグル
4位:マイクロソフト
5位:GE

一度は名前を聞いたことのある、国際的な大企業が名を連ねております。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのメリット

ここで、肝心の手数料などのデータについてですが、投資信託で言う信託報酬にあたる、ETFの経費率は「0.17%」となっております。

海外株式型の投資信託の手数料と比べると、考えられないくらいのコストの安さとなっています。

ただし、購入する際の購入手数料が高いことには、知っておいてください。

一例として、ネット証券最大手のSBI証券の購入手数料を挙げますと、米国株式:1000株までは、25米ドル(税込27ドル)で、1000株を超えた分は1株ごとに2セント(税込2.16セント)かかってきます。

現在のドル円レートで2800円程度が、購入の度に手数料がかかることになってきます。

ちなみに、この「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」の分配金は、配当の回数は年4回、配当利回りは2.65%となっています。

このETFを購入できる取り扱い証券会社は、現在のところ「SBI証券」、「楽天証券」、「マネックス証券」のネット証券3社のみの取り扱いとなっております。

PRネット証券屈指の投信取扱本数!SBI証券の口座開設ができます。

更に投資を行う場合、このETFは、国内市場ではなく、外国市場が取り扱うETFとなりますので、証券口座を開設した後に、外国株式口座の開設が必要となります。

              
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余談ですが「投信ブロガー」という、投資信託について、一般投資家目線で情報を集め、ブログを書いている人達が選んだ、「Fund of the Year2013」の1位を受賞した実績もあります。2014年は2位、2015年は3位でした。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFのデメリット

保有している間の手数料の安さは長期投資をするにあたり、大きなメリットとして挙げられるのですが、このETFに投資する際のデメリットもありますので、それをいくつか挙げたいと思います。

「積立投資ができない」

投資信託の場合は、毎月一定額を積み立てるなどの“積立投資”が出来るのですが、今のところ、ETFでは積立することが出来ません。

「購入手数料が高いため、一回の投資で、ある程度まとまった金額を投資する必要がある」

購入手数料のところで紹介したように、SBI証券の場合、一回の購入で2800円程度かかってくるので、ある程度の金額を投資しないと、手数料の比率が高くなってしまい、いわゆる手数料負けすることになってしまいます。

「外国株式の為、米ドルで購入しなくてはいけない」

このETFは、“外国株式”の取り扱いになるので、証券口座に日本円で入金後、米ドルに両替する必要があります。

「税金の取り扱いが複雑」

分配金が発生した際にかかる税金が、米国と日本で二重課税されることから、税金還付を受けようとする場合、確定申告を行って「外国税額控除」で、払いすぎた税金の還付を受ける必要があるなどの手間がかかります。

以上のようなことが、このETFのデメリットになります。

通常の投資信託と比べコストが低いことは、投資を行う上では、大変良いことなのですが、このようなデメリットがあるという事を念頭に置いたうえで、投資を検討されるのが良いのではないかと思います。

2016年は投資のタイミング?

現在における、世界情勢を見渡すと、“原油価格の下落”や、“中国経済の減速懸念”、“中東情勢による地政学リスク”などの不安材料が満載で、相場環境がかなり荒れている状況です。

そのような時に効果を発揮する“積立による投資”が、このETFでは出来ないという事は、少し厳しいところではあるのですが、今年は世界経済の転換期に来ている段階ではないかと思われます。

昨年末にアメリカが、約9年半ぶりに利上げを行ったことも、世界経済において、大きな転換点として挙げられます。

今は、何かと不安材料が多いため、投資を控える動きが見られますが、長期的にみれば日本を含め、世界経済はアメリカを中心(主導)に伸びていく事が考えられます。

日本は、今後の人口減少傾向が否めない事実となっていますが、世界規模では今後も人口が増加し続けていく事は間違いありません。
そこから考えると、こういった世界全体に投資をするETFが注目を浴びるのも当然ではないかと思います。残念なことに今の日本において、このような優れたETFは、投資信託を含めてありません。

短期的に一発勝負で利益を上げるような考え方は良くありませんが、長期投資のスタンスで臨む場合、このように相場が下落している時こそ、安値で購入できるチャンスと考えることも一つの手段ではないでしょうか。

バンガード・トータル・ワールド・ストックETFの取扱い証券

SBI証券
楽天証券
マネックス証券
              
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「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF (VT)の手数料と購入時注意すること」
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