LINE Payカード(ラインペイ)が手元に届きました。
今からこのLINE Payの使い方をクレジットカードの仕組みがよくわからない人でも、理解できるように解説していきます。(LINE Payカードはクレジットカードではなく「プリペイドカード」です。)
LINE Payカードについて知っておきたいこと
「LINE Payでお買い物をしたい!LINE Payカードが欲しい!」という方、まず下記のことを知っておきましょう。
「LINE Pay」とは?「LINE Payカード」とは?
LINE Pay | LINEのモバイル送金・決済サービス (電子マネーみたいなもの) |
LINE Payカード | LINE Payを現実世界で使うための道具 (お金を入れておくサイフみたいなもの) |
LINE Payカードは完全無料!
LINE Payカードは無料で発行してもらえます。手数料・年会費は一切かかりません。
LINE Payカードの申し込み条件は「LINEアプリユーザー」であることのみ。
LINEアプリのユーザーでなければカードの申し込みは出来ません。
LINE Payカードは年齢制限なし!
LINE Payカードは年齢制限がありません。だから小学生でも中学生でも申し込みが可能です。ただし未成年の申し込みには親権者同意つまり親の了解が必要です。
LINE Payカードはクレジットカードではない!
LINE Payカードは現金と同じです。おサイフに入っている分のおこづかいしか使えないように、LINE Payカードに入れた(入金/チャージ)した分の金額しか利用することができません。
これは「プリペイドカード」のかんたんな仕組みと言えます。見た目はクレジットカードと似ていますが、性質は全く異なります。
クレジットカードを嫌う大人の方も少なからずいます。そのような方々がクレジットカード利用を危惧する理由は主に下記が挙げられます。
- クレジットカードは手元にあるお金以上の買い物ができてしまう ⇒買いすぎ危険
- クレジットカードは第三者によって悪用される恐れがある ⇒怖すぎ危険
- クレジットカードはカード会社からお金を借りることができる ⇒借りすぎ危険
LINE Payカードはクレジットカードではありませんので、これらの危険性はほぼありません。LINE Payカードは手元のお金以上に買い物をできませんし、お金を借りることもできません。(親の承認がもらえそうにない時はこの点をアピールしましょう!)
ただし不正利用の恐れだけは別です。しかしLINE Payのメリットで最小限にすることは可能です。(下の方で説明します)
LINE Payカードはめちゃお得(2%還元)
LINE Payカードはすごくお得です。クレジットカードと比較してもはっきり言ってLINE Payカードの方が良いです。
LINE Payカードで支払いをすると、利用額100円につき「LINEポイント」が2ポイント貯まります。還元率は2.0%です。(現在一般利用時でこの還元率に匹敵するカードは存在しません)
「還元率」とは支払った額に対して、ポイントがどのくらい返ってくるのかという割合です。
主なクレジットカードと比較してみましょう。
イオンカード | 0.5%(一般利用時) |
楽天カード | 1.0%(一般利用時) |
LINE Payカード | 2.0%(一般利用時) |
これだとピンとこないかもしれないので、こうしましょう。
(全て一般利用時) | 総額1万円利用時 | 総額10万円利用時 |
イオンカード | 50円分のポイント | 500円分のポイント |
楽天カード | 100円分のポイント | 1,000円分のポイント |
LINE Payカード | 200円分のポイント | 2,000円分のポイント |
例えばコツコツ使って支払いの総額が1万円を超えた時、イオンカードでは50円分のポイントしか獲得できないのに対し、LINE Payカードだと200円分のポイントがもらえます。その差が150円なのでちょうどペットボトルのジュース1本分得することになります。
コツコツコツコツ使い続けて10万円使用した場合、その差額はどんどん大きくなりますね。
ちなみに現金での支払いは還元率0%です。1円も戻ってきません。コンビニでいつも通り買い物をするだけでも現金払いとLINE Payカード払いだと、積み重ねると全くお得度が違うんですね。
LINE Payカードで支払いで貯まるLINEポイントの使い道は?
LINE Payカードを使うと「LINEポイント」が貯まります。
LINEポイントは1ポイント=1円のポイントです。
LINEポイントの実用的な使いみちは下記のようなものが挙げられます。
LINEポイント⇒LINE Payへのチャージ(LINE Payの残高を増やす) |
LINEポイント⇒LINEコインへ交換(有料LINEスタンプの支払いに利用可) |
LINEポイント⇒Pontaポイントへ交換 |
LINEポイント⇒nancoポイントへ交換 |
LINEポイント⇒Amazonギフト券へ交換 |
nanaco/Amazonギフト券への交換はポイント交換比率が良くないので、ポイント価値が下がってしまいます。個人的にはLINE Payのチャージに利用するのが一番かと思います。
ポイントの有効期限は180日です。クレジットカード等のポイントに比べると短いです。
LINE Payカードはどこで使える?
JCBの加盟店で利用することができます。
具体的には、このレジやお店の入り口などにこのJCBのロゴマークが掲載されていたら利用できます。
もちろんインターネット通販(Amazonなど)でも利用可能です。その場合、支払い方法は「クレジットカード」を選択して、カード番号や有効期限を登録すればOKです。
LINE Payカードの残高はどこでチャージできる?
LINE Payをチャージは主に「コンビニ」か「銀行口座」です。
コンビニでのチャージが一番簡単だと思います。
ただしチャージできるコンビニは「ローソン」「ファリーマート」「サークルKサンクス」「ミニストップ」「セイコーマート」。※ただし「セブンイレブン」ではチャージできません。(2016年10月時点)
この中でチャージが最も簡単なのは「ローソン」です。その理由はレジで現金チャージができることです。ローソン以外のコンビニでは店内に設置された「店内端末※」を操作しないといけません。
※ローソン・ミニストップの場合はLoppi、ファミリーマートはFamiポート、サークルKサンクスはKステーション、セイコーマートはクラブステーション
機械操作が必要なので、結構面倒くさいです。ローソンでチャージして下さい。
もう1つが銀行口座からチャージする方法。
初期設定が面倒ですが2回目移行のチャージは簡単ですのでおすすめです。しかし自身の銀行口座を管理していない中高生にはハードルが高いですよね…。
大手ではゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、りそな銀行などが対応しています。
チャージ方法については別記事を立ち上げますので、そちら参照下さい
参考(準備中)
LINE Payカードを使ってチャージ⇒買い物をする手順
実際に手元に届いたLINE Payカードを使ってローソンで買い物をしてみました。
①チャージする
コンビニでレジでチャージできるのはローソンです。チャージするのが最も簡単なのでローソンへ行きました。
自分の欲しい商品を持ってレジへ行きます。店員さんが商品をレジに通す前に「LINE Payのチャージをお願いします」と申し出ます。(「ラインペイ」と読みます)
あとはいくらチャージするのか聞かれるので、チャージ金額を言ってその額のお金を支払います。
②支払いをする
「支払いはLINE Payカードで」こう伝えればOkです。
決済をした瞬間にスマホのLINEアプリに「○○円の支払いがありました」とメッセージが飛んできます。その支払によっていくらのポイントが獲得したかといった情報も合わせて表記されていて、とても安心感があります。
(画像準備中)
これによって万が一、何らかの原因で第三者に不正利用がされたとしてもいち早く気がつく事ができます。その際は警察に届ける・利用停止措置を取るなど対応を速やかにして下さい。
LINE Payのまとめ
LINE Payカードはかなりお得で使いやすいカードと言えます。年齢制限も無く、カードを発行するための審査もありません。
クレジットカードを持てない18歳以下の方はもちろん、クレジットカードの審査を通過できない方にもおすすめの1枚です。