「何か洗濯機がおかしい!」「異音がして回転しない!」
妻から緊急のLINEが届きました。
「ついに壊れたか…」
今回は最初から「あきらめモード」でした。なんせもう自分が学生時代から使っている13年選手、シャープのES-FG45Fです。
「洗い」で洗濯物が全く動かない!
今回の症状をまとめてみました。
- 洗濯物がまったく回転していない=洗濯物が洗えない
- 音が明らかにおかしい=ゴリゴリと音がする
- 「すすぎ」「脱水」はできる
スタートボタンを押して水は貯まるのですが、その後全く回転しません。洗濯槽の底からゴリゴリと音だけが聞こえるのですが、洗濯物は浮かんだまま全く動ない状態。
つまり洗濯の最初の段階「洗い」が全くできない状態でした。
「パルセーター」を自分で交換してみた
同じ症状が出ている人がいないかネットで調べてみたところ、ヒットしました。
どうやら洗濯槽の底で回転する「パルセーター」という部品に不具合がありそうです。パルセーターとは回転翼、羽根とも呼ばれ、洗濯機の底で回転して水流を発生させる大切なパーツです。
パルセーターは消耗品ということで、結合部が摩耗してすり減り、空回りしている可能性が大でした。
パルセーターは別売りで購入できる
パルセーターは楽天市場などで、購入が可能です。
家電量販店でも取り寄せは可能かと思います。でも恐らく時間がかかると思います。
洗濯ができないのは本当につらいので、すぐに注文した方が良いでしょう。
私は「でん吉」という楽天市場内のショップで購入しました。注文したその日に商品の発送連絡が届きましたよ。
送料込みで3,000円程度で購入ができました。
シャープ
東芝
Panasonic
楽天市場の「でん吉」というお店は、取り扱いが豊富です。その他メーカーのパルセーターも取り扱いがあります。
同じメーカーでも機種によって、パルセーターの形状が異なることがあります。
現在使用中のものと見比べながら、同じものをご購入下さい。
実際にパルセーター外してみた
パルセーターはネジ1つで止められているので、ドライバー1つあれば簡単に外すことができます。
ネジを外して、上に持ち上げるだけ。
水滴があると滑って外しにくいので、しっかりと拭いたのち真っすぐ上に持ち上げると外れますよ。
実際に外してみたのがこちら。中心にご注目。
ちなみに新品のパルセーターはこちら。金属部分の溝がはっきりと確認できます。
この部分がすり減ってたんですね。だから空回りしていたと。
ちなみにパルセーターを外すと、カビやヘドロみたいな汚れが大量に付着していました。外す前に覚悟をしておきましょう
実際にドン引きして鳥肌が立つくらい、直視できない汚れ方でした。
もちろん写真も自主規制。
嫁に報告すると「買い替える」と言われかねなかったので、黙ってすぐ掃除しました。
掃除は「バスマジックリン」と「オキシクリーン」
妻が日ごろから「洗濯槽クリーナー」で、掃除をしていたのは知っていたのですが、パルセーターの底までは落としきれなかった模様です。
一気に汚れを落とすため、「バスマジックリン」を使って毛先の長いブラシでこすりました。
みるみるうちに、汚れが落ちて洗濯槽の中がどす黒くなります。
水を貯める→流す(排水)を2度ほど繰り返し泡が完全になくなったのち、酸素系漂白剤「オキシクリーン」を投入。
弱アルカリ性のオキシクリーンは、油汚れや皮脂汚れなど、酸性の汚れを中和して落としやすくする働きがあります。
漬け置き洗いをする際は、40~60度くらいのお湯を使うことで効果が一層発揮されます。もし可能なら、お湯などを使って湯を貯めて、使用すると汚れが落ちやすくなります。
洗濯槽の汚れも、きれいになりました。
取り付けもドライバー1本!1分で完了
取り付けも簡単!
はめ込んでネジを締めるだけ。
新品に買い換えたら10万弱。修理呼んだら2万ぐらいが相場らしいです。
今回は自力でのパルセーターの交換、3000円弱で修理完了です。
とても簡単なので、同じ症状が出た方は試してみてください。