イオン銀行の投資信託の特徴
イオン銀行が取り扱っているサービスの投資信託をピックアップしてご紹介したいと思います。
投資信託の取り扱い件数が300件を超えている
自分に合った商品が少なければ選択の余地はありませんが、ここは、かなりの本数を抱えています。「ノーロード」と言われる購入時手数料無料の商品の数も多く、投資信託にかかるコストを抑えることも可能です。
人気のファンドはしっかりと押さえている
例えば「野村インデックスファンド(Funds-i)」という、低コストで良質なインデックスファンドや、個人投資家に人気のアクティブファンド「ひふみ投信」の取り扱いしています。
店舗での相談が可能
イオン銀行の店舗では365日開いているので、いつでも気軽に相談することが可能です。
イオン銀行は全国のイオンの中にほとんど入っておりますので、例え転居した場合でも、転居先の近くのイオンで手続きなどが簡単に出来ることもメリットです。
365日開いているので休日や働く時間がバラバラという方にも、相談がしやすいのではないかと思います。
投資信託の自動積立サービスが利用できる
積立金額は、何と月額:1000円から始めることが出来るサービスです。また、自分のペースに合わせて設定変更も可能です。
さらに購入時の手数料が、この自動積立サービスを利用した場合、投信積立手数料無料になります。
毎月決まった金額を少しずつ購入していくことで、高い金額のところで一度に買ってしまったり、安い時に買いそびれることもありません。コツコツ積み立てることで、価格のブレを抑える効果があります。
相談ができる安心感
何と言っても、この銀行で投資信託を始めるメリットは、「店舗で相談が出来る」ことではないかと思います。インターネット系の金融機関では、数あるファンドの中から自分自身でファンドを選択して購入しなくてはいけません。
イオン銀行では店舗に行くことで、自分にとってどんな商品があっているかを相談しながら決めることが出来ます。イオングループのショッピングセンターなどの大型商業施設に有人店舗の「インストアブランチ」というのを設け、一般の銀行と同様に利用客と対面でのサービスを提供しています。
投資信託で資産運用することが初めての方にはうってつけだと思います。
イオン銀行の「しっかり運用セットNEO」で、賢く資産運用
イオン銀行での投資信託で特徴的な商品が「しっかり運用セットNEO」です。これは「投資信託」と「定期預金」をセットで申し込むと、定期預金の金利が最大で7%になるというものです。
今日現在の銀行の金利を考えれば、とてつもない数字だというのはお分かりでしょう。
実際、店頭で投資信託を購入している人の約4割の方が申し込みをしているとのことです。(イオン銀行公表)
具体的には3つのコースがあり、以下のような仕組みになっています。
セット70 | 投資信託に70%以上100%未満、残額を定期預金にした場合、定期預金の部分の金利が7% |
セット50 | 投資信託に50%以上70%未満、残額を定期預金にした場合、定期預金の部分の金利が5% |
セット30 | 投資信託に30%以上50%未満、残額を定期預金にした場合、定期預金の部分の金利が3% |
定期預金の預入期間は、いずれも3か月ものとなっています。
当然のことながら、投資信託の総額が多いほどリスクが高いことになりますので、安易に定期預金の金利が高いからと言って、「セット70」にすればいいというものではありません。
投資信託は初めてという方は、無理せず「セット30」から始めるのが良いでしょう。そして、徐々に投資に慣れてきたところで、投資信託の比率を高めていくのが理想的です。
一般的な定期預金に比べてどのくらいお得か?
ここで実際に受け取れる金利の計算をしてみます。「セット70」を100万円申し込んだ場合です。
70万円分が投資信託とした場合、残りの30万円分が金利7.00%となります。 |
⇒ 30万円で3か月、7%ですので、税引き後で約4077円程度の金利が見込めます。 |
以上がセット70。同じくイオン銀行の「スーパー定期」(3か月)と比較してみます。
スーパー定期の300万円未満の申し込みで、金利は0.05%です。 |
⇒ 30万円分申し込んだ場合、受け取れる金利は、約29円です。 |
4077円と29円、この差は歴然ですね。
当然、申し込み総額が大きくなればなるほど、金利でもらえる金額は増えていきます。
(例:60万円なら8154円、90万円なら12231円)
しっかり運用セットNEOのデメリット
当然ながらデメリットも頭の片隅に置いてください。
投資信託は、元本保証の定期預金ではありません。日々投資信託商品の基準価額は変動しますから、自分が購入した際より値下がりする恐れもあります。
極論「1円たりとも、自分の預け入れた元本が目減りするのは嫌だ」という方には、お勧めすることは出来ません。金利0.030%~のスーパー定期で年間数十円、チビチビ増やすのが良いでしょう。
このことをしっかり理解した上で、検討して下さい。
しっかり運用セットNEOの申し込み条件
「しっかり運用セットNEO」の申し込み条件は、下記のようになっています。
・対象の投資信託と定期預金を同時にお申込みの個人の方(20歳以上)
・投資信託と定期預金を総額50万円以上、それぞれ1万円以上1円単位で申込
・総額に占める投資信託の割合が30%以上
(優遇金利の適用期間は、2016年9月30日までとなっていますが、継続の可能性があります)
申し込みは、イオン銀行の店舗に加え、インターネットでも出来るようになりました(店舗の場合は、原則19時までとなっています)。
対象になっている投資信託の商品も全てではありませんので、自分が買いたいと思っている商品が適用対象かどうかの確認は必要です。
「しっかり運用セットNEO」の3パターンにおいて、それぞれどんな方にお勧めか?
ちょっと強引ですが、それぞれのターゲットを定めてみました。あくまで個人的な感想ですので、参考程度にご覧ください。
セット70 | 投資信託や株式投資などの経験がある方にお勧め (リスクの取り方が分かっている) |
セット50 | 比較的若い方で将来、資産を増やしていきたい方にお勧めです (若い方は投資において「時間」が味方してくれます。ある程度のリスクは許容できるという考えです) |
セット30 | リスクを抑えつつ、着実に資産運用をしたいシニア向けです (リスクを最小限に抑えながら老後に向けて資産運用を図っていく) |
何にしても、イオン銀行で投資信託をやろうと考えている方は、この「しっかり運用セットNEO」を利用しない手はありません。
キャンペーンを行っている今がチャンスの時だと思います。投資信託で資産運用を検討されている方は、是非このお得なセットを利用して、高い金利を享受しましょう。