ベルメゾンと提携したクレジットカードには「ベルメゾンメンバーズカード(VISA・JCB)」と「千趣会ジャックスVisaカード」とがあります。
どちらのカードを使うのがお得なのか調べてみました。
「千趣会(せんしゅかい)」は「ベルメゾン」を運営する通販会社です。
ベルメゾンメンバーズカードの特徴
「ベルメゾンメンバーズカードVISA」と「ベルメゾンメンバーズカードJCB」の違いについて理解しておきましょう。
ポイント付与と年会費などに焦点を絞ってまとめたのが次の表です。
下記表でいう「ポイント」はすべて「ベルメゾンポイント」のことです。
ベルメゾンメンバーズカードVISA | ベルメゾンメンバーズカードJCB | |
入会費 | 無料 | |
年会費 | 無料 | 2,056円(税込) |
基本ポイント | 200円(税抜)毎に1ポイント(還元率0.5%) | |
ベルメゾン利用時 | 200円(税抜)毎に合計3ポイント(還元率1.5%) (基本ポイント1P+ベルメゾンメンバーズカード利用ポイント2P) | |
ベルメゾンメンバーズカード「感謝月間」利用時 | 200円(税抜)毎に合計4ポイント(還元率2.0%) (基本ポイント1P+ベルメゾンメンバーズカード利用ポイント2P+感謝月間特典ポイント1P) | |
入会3か月間 | 200円(税抜)毎に合計4ポイント(還元率2.0%相当) (基本ポイント1P+ベルメゾンメンバーズカード利用ポイント2P+入会特典ポイント1P) ※ベルメゾンメンバーズカード感謝月間ならさらに+感謝月間特典ポイント1Pで200円(税抜)毎に5ポイント(還元率2.5%) | |
入会特典 | 入会でもれなく1,000ポイント | 入会でもれなく3,000P!(増量キャンペーン中2015年12月31日まで) (通常入会で1,200ポイント) |
その他利用特典 | ー | 年一回以上の利用で、年会費振替月にもれなく2,200ポイント |
年間30万円以上のカード利用でもれなく500ポイント | ||
カードデザイン | グリーンとピンクの2色 |
年会費だけ見ると、VISAブランドは永年無料で年会費を気にする必要がありません。
逆にJCBブランドはVISAに比べてポイントが圧倒的に貯めやすい反面、2,000円以上の年会費が必要となってきます。
年一回以上の利用で、年会費振替月にもれなく2,200ポイントという特典もあるので、考え方によっては年会費は相殺できるという事にもなりますが・・・
衣類や生活雑貨などをベルメゾンで集中的に買っているヘビーユーザーにとっては、JCBの方が恩恵が大きいと思います。
「ベルメゾンメンバーズカードJCB」を申し込む前に知っておくべき事
JCBを申し込みする前に必ず覚悟おきたいことです。
それは旅行傷害保険が全く付帯していない(機能しない)ことです。
ベルメゾンメンバーズカードVISA | ベルメゾンメンバーズカードJCB | |
旅行傷害保険 | 海外傷害保険が最大2000万円(利用付帯) | なし |
ショッピング保険 | 購入日及び購入日の翌日から90日間、年間100万円まで補償。 (ただし海外でのご利用および国内でのリボ払いまたは分割払い〔3回以上〕のご利用のみ対象) | 購入日から90日間、年間最高100万円まで補償(海外利用時のみ) |
ベルメゾンメンバーズカードVISAはかろうじて旅行保険がついているものの、ショッピング保険に関してはどちらも期待しない方が良いかと思います。
うっかり高価な品をベルメゾンメンバーズカードで支払いしないようご注意ください。
「ベルメゾンメンバーズカードVISA」を申し込む前に知っておくべき事
VISAブランドのカードを選ぶ前に知っておきたい1つは、VISAブランド場合、「三井住友カードiD」という電子マネーが利用可能と謳っていますが、「三井住友カードiD」を利用するためにはカードデザインが「ピンクグラデーション」に制限されてしまいます。
同様に、ベルメゾンメンバーズカードVISAでは「ベルメゾン・ポイントのみを貯めるカード」と「ベルメゾン・ポイントとVISAのワールドプレゼントのポイントを貯めるカード」のどちらを貯めるのかを選ぶことが可能です。
その場合も「ワールドプレゼントポイント」を貯めるカードを選ぶ場合デザインが「グリーン」に制限されてしまいます。
8色から好きなデザインが選べるというメリットはありますが、カードの仕様によってはカードデザインが制限されてしまうことを覚えておきましょう。
カードカラーの変更は可能ですが、手数料(@1,080円)が必要となります。カード番号はそのままで変更はないです。
またVISAブランド場合、ベルメゾンでの分割手数料に特別優遇金利が適用されることも覚えておきましょう。
千趣会ジャックスVisaカードの特徴
ベルメゾンのヘビーユーザーならずも定期的に利用して、さらに日常使いでもお得に買い物をしたいという方におすすめなのが「千趣会ジャックスVisaカード」です。
ベルメゾンだけでなく、日常使いでもおすすめな理由はずばり「高還元率カード」だからです。
まずは特徴をまとめてみました。
千趣会ジャックスVisaカード | |
入会費 | 無料 |
年会費 | 本人会員 : 初年度無料 / 次年度以降条件付無料 ※前年度のカードショッピングご利用合計金額が10万円以上の場合、次年度は無料となります。それ未満の場合は1,750円 |
ジャックスポイント | 月間のカードショッピング利用金額2,000円(税込)ごとにジャックスSポイント10P |
基本ポイント (ベルメゾン利用時) | 200円(税抜)毎にベルメゾンポイント1P |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(自動付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) |
ショッピングプロテクション(ショッピング保険) | なし |
カード盗難保険 | 付帯 |
年会費は年10万円以上の利用があれば翌年も無料です。
年10万円ですからそんなに厳しい条件ではないですし、これから記述するポイント還元率の高さもあって十分メインカードとして本領を発揮してくれるカードです。
ベルメゾンで利用すればベルメゾンの基本ポイントとジャックスSポイントの2重取りになります。
旅行の保険に関してもベルメゾンメンバーズカードより手厚いです。ショッピング保険はついておりませんが、カードの盗難保険は付帯してきます。
千趣会ジャックスVisaカードは最大還元率〇〇以上!
千趣会ジャックスVisaカードのキャッシュバック率を見ていきましょう。
まず「デポジット」というキャッシュバックの仕組みについて説明していきます。
デポジットはカードショッピングご利用額から、デポジット金額を差し引いて請求される値引きシステムです。
千趣会ジャックスVisaカードの利用によって「ジャックスSポイント」が貯まります。これを一定数貯めると今度はこのポイントを「JACCSデポジット(Jデポ)」か「ベルメゾン限定デポジット」に交換することになります。
どちらのデポジットに交換することで自動的に今後のクレジットカード利用額から値引きされ、請求が安くなる仕組みです。
Jデポの場合、すべてのショッピング利用に対し値引きされますが、ベルメゾン限定デポジットの場合はベルメゾンでのショッピング分だけが値引きされます。
そのかわりベルメゾン限定デポジットの方が同数のジャックスSポイントで交換できるデポジット金額が20%多く設定されています。
ジャックスSポイント | Jデポ | ベルメゾン限定デポジット |
1,000ポイント | 2,500円分値引き(還元率1.250%) | 3,000円分値引き(還元率1.500%) |
2,000ポイント | 5,100円分値引き(還元率1.275%) | 6,200円分値引き(還元率1.550%) |
ベルメゾン限定デポジットへ交換した方が断然お得です。
ただデメリットとしてはジャックスのデポジットの交換申請に時間が掛かるということと、リアルタイムで値引きされないということが挙げられると思います。
ベルメゾンメンバーズカードと千趣会ジャックスVisaカードの比較
ベルメゾンメンバーズカードと千趣会ジャックスVisaカードとの違いを見ていきましょう
ポイントがより貯めやすいベルメゾンメンバーズカードJCBとを比較してみます。
ベルメゾンメンバーズカードJCB | カード名 | 千趣会ジャックスVisaカード |
2,056円(税込) | 年会費 | 本人会員 : 初年度無料 / 次年度以降条件付無料 |
還元率0.500% | 一般利用還元率 | 実質還元率1.250%以上 |
還元率1.500% ※ベルメゾン利用時の基本ポイントを含む | ベルメゾン利用時 | 実質還元率1.500%+ベルメゾン利用基本ポイント |
入会でもれなく3,000P!(増量キャンペーン中2015年12月31日まで) (通常入会で1,200ポイント) | 入会特典 | カード到着後3ヶ月以内のカードショッピングご利用合計金額に応じて、ジャックスSポイントを300~1,000ポイントもれなくプレゼント |
| その他ポイント加算 | なし |
個人的には維持費もポイント還元率も千趣会ジャックスVisaカードに分があるように思われますがいかがでしょうか。
カードを日常的に使う方にとってはほぼ年会費無料となるかと思いますし、ベルメゾン利用時の還元率はパッと見は同じ数字に見えますが、日頃の利便性・還元率も考慮すると断然得なのは千趣会ジャックスVisaカードだと思います。