デビットカード(デビット機能)の特徴・使い方まとめ。クレジットカードと何が違う?

デビットカード(デビット機能)の特徴・使い方まとめ。クレジットカードと何が違う?

デビットって何?クレジットカードとは何が違う?

まずはこの3つの違いを簡単に説明しておきます。

キャッシュカード銀行口座から現金を引き出したり預け入れたりするためのATMカード。
クレジットカード「信用」を担保に、ショッピングの代金等を後払いするカード。
キャッシングでお金を借りることもできます。
デビットカードデビットカードとは、キャッシュカードに買い物などの支払いが出来る機能を付与したカード。

実は「デビットカード=キャッシュカード」のことです。

ですから「デビットカード」という単体のカードは存在しません。デビットカードのことを「デビット機能付き」キャッシュカード」という言い方もします。

デビット機能=銀行のキャッシュカードでお買い物ができる機能

この記事の中では、こういったカードを分かりやすく「デビットカード」と呼称していきます。

デビットカードの特徴は「銀行口座とセット」&「即時引き落とし」

デビットカードの特徴は「銀行口座とカードがセット」ということがまず言えます。

例えば、JNB VISAデビット(ジャパンネット銀行のデビットカード)の場合は、当然ジャパンネット銀行の口座から引き落としになります。ジャパンネットの銀行のキャッシュカードで、みずほ銀行の口座から現金を引き出せないのと同じことです。

デビットカードの決済の特徴は、その場で即座に口座から決済額が引き落とされます。

デビットカードは口座の残高以上の買い物ができません。カード利用分は、その都度、即時口座引き落としになります。(※一部のお店・サービス側の都合で後払いとなることもあります)

クレジットカードが敬遠される理由の1つに「ショッピングに使いすぎてしまいそう」=「無駄使い」が挙げられるかと思います。それはクレジットカードは口座残高に関係なく、ショッピング利用枠内の買い物は出来てしまうからです。

クレジットカードで商品を買うこと=一時的にお金を立て替えている(=借金)という言い方もできます。

カードを使って買い物をする行為は同じですが、実際のお金の流れは全く違うということを覚えておきましょう。

デビットカードの種類は?

☆準備中

これはクレジットカードと同じ「国際ブランド」の付いたデビットカードがあります。例えばVISAブランドなら店頭にVISAのマークがある店舗(VISA加盟店)であればどこでも利用可能です。

デビットカードの国際ブランドは国内では「VISAもしくはJCB」となります。

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それぞれのマークがあるお店で利用が可能になります。

それとはまた別に、国際ブランドの付いていない金融機関のキャッシュカードをそのまま使って、決済できるサービス「J-Debit(ジェイデビット)」もあります。

J-Debitマークの表示が、加盟店のしるしです。このマークがあるお店ではこれ↓もJ-Debit(ジェイデビット)として利用できます。

見た目は、ゆうちょ銀行のキャッシュカードですが、カード申し込み時に「デビット機能」をつけていますので、これで(J-Debit加盟店で)買い物もできます。例えばローソンです。

例えばローソンで買い物をしようと思ったら、持ち合わせがなかったのでローソンのATMで、ゆうちょ銀行からお金を引き出してそれでお会計をした。。。こんな経験ありませんか?

ローソンのATMでは平日でも最低108円、時間外だと216円も引き出し手数料を取らっれてしまいます。もったいないですよね!

でもゆうちょのキャッシュカードがデビットカードとしてローソンで使えることを知っていると、こんな手数料を支払わなくて済みます。デビットカードで決済する分には無料です!

暗証番号を求められたら、キャッシュカードの暗証番号を入力すればOkです。(ローソンでは求められました)

ゆうちょ銀行のキャッシュカードのほかにも信用金庫、信用組合、労働金庫や農協・漁協といった全国殆どの金融機関が発行したキャッシュカードがそのまま使えます。一部の金融機関では、J-Debit利用の事前申込みが必要です。

このようにクレジットカードと同じ支払い方ですが、デビットカードは一括払いしかありません。もし支払回数を聞かれたら「一括払いで」と伝えましょう。

デビットカードのメリットは?

デビットカードにはどんなメリットがあるのか、まとめてみました。

デビットカード発行の為の審査が無い

デビットカードにはクレジットカードの様な入会に関する審査がありません。一身上の都合でクレジットカードなどを持ちたくても持てない人でも、銀行口座さえ開設できればOKということになります。

デビットカードには「与信」という概念が無いので、個人信用情報機関とは無関係です。

考え方を変えるとデビットカードをどんなに使っても「信用情報の実績(クレヒス)作り」にはならないということです。これはデメリットと私は考えます。

[bc url="https://okane-blog.com/rakuten-ng/"]

クレジットカードを作って、信用情報を積み重ねていくことは、今後の住宅ローンやマイカーローンを組もうと考えているあなたにとって、とても重要な事だからです。

15歳以上から所有できる

クレジットカードは原則として、満18歳以上かつ安定した収入があることが求められます。

ですがデビットカードは15歳※以上であれば所有をすることが可能です。

※カードによって申し込み年齢は異なります。

VISAデビット※①は15歳以上
JCBデビット※②は16歳以上
J-Debitは年齢制限一切なし

※「JNB VISAデビット(ジャパンネット銀行)」、「スルガ銀行VISAデビットカード」、「りそなVISAデビットカード(りそな銀行)」など

※②「楽天銀行デビットカード」「セブン銀行のデビットカード」など

補償・保険が付帯している

「すべてのVisaデビットカード」には盗難・偽造されたカードが第三者によって不正に利用された場合の被害に対して、一定額を補償してくれる「第三者不正使用保険」が標準で付帯されています。

JNB Visaデビットですと、1口座あたり年間500万円まで補償してもらえます。

カードによっては、ショッピング保険や旅行保険が付帯されているものります。

海外渡航時、ATMから現地通貨が引き出せる

例えば「すべてのVisaデビットカード」なら、世界中の提携ATMで自分の預金を現地通貨で引き出すことができます。面倒な両替手続きに気を病むことがありません。

これは「国際キャッシュカード」という機能です。

別途手数料はかかりますが、海外でどうしても現地通貨が必要になった際には心強い機能と言えます。

特に住信SBIネット銀行のVisaデビット付キャッシュカードは手数料が大変格安になっています。

住信SBIネット銀行デビットカード

クレジットカードでも同様の行為は可能ですが、クレジットカードはあくまで「キャッシング」扱いになるので、高額なキャッシング手数料が必要になります。

Amazon Student登録ではデビットカードでもOK

学生向けのプライムサービス「Amazon Student」では年会費の支払いに「デビットカード」も認められています。先にも紹介した通りデビットカードでは10代でも利用可能です。

通常Amazon Studentへ登録するには、クレジットカードの登録が必須です。しかし学生向けのサービスということで利用条件が「国際ブランド付きのデビットカード」でも可となっています。

ちなみに「Amazonプライム」はちょっと厳しくて「クレジットカード」のみ。「デビットカード」での登録はできません。一応クレカ以外でも登録はできますが…詳細はこちら↓

デビットカードのデメリット

逆にデビットカードではこんなデメリットやできないことがあります。

  • ポイント制度・還元率などの面では一般的にクレジットカードには劣る
  • ETCが発行できない
  • 分割払いができない
  • VISAマークのあるショップでも利用できないケースがある
  • 「高速道路料金」「航空機の機内販売」「ガソリンスタンド」などで利用できない場合がある(各社によって若干異なるようです)
  • クレヒスと無関係

Visaデビット・JCBデビットの違い

それぞれどのようなカードの種類があるか比べてみましょう。

Visaデビット

カード名
楽天銀行:楽天銀行デビットカード(Visa)
スルガ銀行:SURUGA Visaデビットカード
ジャパンネット銀行:JNB Visaデビット
りそな銀行:りそなVisaデビットカード
あおぞら銀行:あおぞらキャッシュカード・プラス
埼玉りそな銀行:りそなVisaデビットカード
近畿大阪銀行:近畿大阪デビットカード
イオン銀行:イオンデビットカード
住信SBIネット銀行:Visaデビット付キャッシュカード

JCBデビット

カード名
楽天銀行:楽天銀行デビットカード(JCB)
千葉銀行:ちばぎんスーパーカード(JCB)
大垣共立銀行:OKBデビットカード(JCB)
北洋銀行:北洋  JCBデビット

デビットカードと言えばVisaが主流となります。

JCBブランドのデビットカードは、まだまだ歴史が浅く、デビットカードとしてはニューフェイスなんです!最近は取り扱いの金融機関が増えてます。

セブン銀行の「デビットサービス(JCBデビット)」を利用しています。

セブン銀行デビットカードの使い方

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VisaブランドとJCBブランド2つの差は?

特に差という差はありません。

ただJCBは海外では加盟店も少ないので、海外利用を見越すならVisaブランドがおすすめです。

楽天銀行デビットカードVisaとJCBの違い

現在唯一、楽天銀行デビットカードは2つのブランドから選ぶことが可能です。その違いを覚えておいてください。

楽天銀行デビットカードVisa楽天銀行デビットカードJCB
発行手数料無料無料
年会費953円(税別)永年無料
ゴールドカードありなし
補償 盗難補償 盗難補償
 ポイント付与  1,000円の利用ごとに
楽天スーパーポイント2P付与
 1,000円の利用ごとに
楽天スーパーポイント10P付与

国際ブランドによってポイント付与率が大きく異なります。JCBは年会費が無料ですので、余計な手数料を支払いたくない方はJCBを選んでください。

楽天銀行デビットカードを考えている方はJCBブランドの方が還元率が良いのでおすすめです。

おすすめのデビットカード

年会費無料のJNB Visaデビット

正式名称:JNB Visaデビットカード(愛称:Visaデビット付キャッシュカード)と言います。

jnb-devit

キャッシュカードにデビットカード機能が搭載されたものですので、複数枚のカードで財布内の容量を圧迫されません。スッキリと多機能なカードです。

店頭での利用はもちろん、ネットショップ、海外ATM(現地通貨の引き出し)に利用可能です。

15歳から申し込みが可能です。

例えばAmazon。Amazonは原則20歳以上の利用となっていますが、20歳未満の場合は保護者の承諾があれば使えますよ、ということになっています。

やはりAmazonでの買い物にはクレジットカード(デビットカード)での決済が楽チンです。その他の支払い方法ですと手数料が掛かる場合や手続きの為に外出する必要あります。

代引き代引手数料300円(税別)が別途必要
コンビニ払い注文後にコンビニまで支払いに行く必要があり
電子マネー払い、ネットバンキング払い支払いに対応していない商品などがある

やっぱり一番は「クレジットカード(デビットカード)」で、注文・決済は同時で即時完了、これです。

Amazonを利用したいと思っている若者に、デビットカードはおススメと言えます。

アルバイトなどを始めたいという方も、給与の受け取りには銀行口座が不可欠です。便利で無料のジャパンネット銀行口座を開設しましょう!(最短5日)

私もずっと利用している銀行です。安心して利用できますよ!

PRJNB Visaデビットカードの申し込み&ジャパンネット銀行口座開設はこちら

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