これから「クレジットカード」を申し込もうと思っている方に向けて、お金ブロガー流のクレジットカードの選び方を紹介したいと思います。
「クレジットカードが欲しいけど、自分にとってどんなカードがベストなのかわからない」「何を基準にしてクレジットカードを選ぶべき?」
こんな疑問をこの記事を読めば解決できると思います。
私がクレジットカード選びで大切だと思っているポイントは3つです。
具体的にはこんな感じです。(ちょっと難しく書いてますが、1つ1つかんたんに解説してます。)
- 年会費は自分にとって「コスパ」が良いか?
- ポイント還元率とポイントの使い勝手は?
- 自身のライフスタイルにマッチするか?
クレジットカードの年会費
クレジットのカードの中には「年会費」が必要なものがあります。もちろん年会費が一切かからないカードも多数あります。
クレジットカードは大きく3つのタイプに分けられると思います。
- 永年無料
年会費が一切かからない年会費無料のクレジットカード - 条件付き年会費無料
「毎年▼▼円以上買い物すると無料」「入会初年度は無料」など、ある条件をクリアすると年会費が無料になる条件付き無料のクレジットカード - 完全有料
毎年年会費の必要なクレジットカード
年会費の必要なカードの代表は「ゴールドカード」と言われるクレジットカードです。その他にもゴールドカードではないけど、年会費が必要なクレジットカードもあります。
年会費がかからないクレジットカードが良いの?
何事もお金がかからない(無料な)事は、それだけでお得です。
でも年会費がかかるカードは、無料のカード以上の特別なサービスや付加価値がついたケースが多数あります。
例えば「指定のお店で使うと毎回▼▼%OFFになる」「旅行の時に空港でサービスを受けられる」「カードで購入した商品が壊れた際に補償が受けられる」など。
時には「年会費はかかるけど、クレジットカードの特典を受けられることを考慮すると、非常にコスパが良い(元が取れる)」こともカード選びでは重要なポイントの1つになってきます。
必ずしも「無料=BEST」ではありません。
初心者の方には年会費無料のカードで「実験」してほしい!
初心者の方に選んでほしいのは「年会費無料のクレジットカード」です。
何事もまずは「経験(実験)」あるのみです。
とりあえず無料のクレジットカードを1枚申し込む。そして使ってみましょう。するとクレジットカードの使い方、お金の流れがだんだん分かってきます。
さらに使っていると「こんなシーンで割引が受けられるクレジットカードないかな?」「このお店でポイントを貯められるクレジットカードが欲しい」とだんだん利用シーンに合わせて、自分に必要なクレジットカードが見えてきます。
年会費無料のクレジットカードの最大のメリットは、お金がかからないことです。
このカードあんまり好きじゃないな、もっと別のカードのほうが良さそうだと思ったらスグ次のカードを探しましょう。そのフットワークの軽さを可能にするのが「年会費無料」だと私は思っています。
次々に色々なクレジットカードを試して、自分に最適な一枚を見つけてください。
クレジットカードは1枚しか持てないなんてルールはありません!複数枚のクレジットカードを使い分けている方は、ごまんといます。
「遊戯王」のカードデッキのように、自分に合った最高の組み合わせを見つけるのも、楽しみの1つです。笑
ちなみにこのサイトでおすすめしているクレジットカード10種の年会費はこのようになっています。ほとんどのカードが年会費無料、または実質無料なので安心して選んでください。
楽天カード | 年会費は永年無料 |
Yahoo! JAPANカード | 年会費は永年無料 |
JMBローソンPontaカードVisa | 年会費は永年無料 |
エポスカード | 年会費は永年無料 |
リクルートカード | 年会費は永年無料 |
イオンカードセレクト | 年会費は永年無料 |
セブンカード・プラス | 年会費は永年無料 |
ビックカメラSuicaカード | 初年度は無料!前年度に1回も買い物で 利用しなかった場合477円(税抜) |
dカード | 初年度は無料!前年度に1回も買い物で 利用しなかった場合1,250円(税抜) |
ルミネカード | 初年度は無料! 2年目からの年会費は953円(税抜) |
Amazon MasterCardゴールド | 年会費10,000円 |
クレジットカードのポイント
クレジットカードを使ってポイントを集めることは、私のライフワークでもあり楽しみの1つです。こんな方は世の中にたくさんいますので、コンビニの100円の買い物でもポイントがもらえるならどんどんカード払いしてください!
よくクレジットカードを紹介するサイトでは「ポイント還元率」という言葉を使って、クレジットカードの善し悪しを決める指標の1つになっています。ポイント還元率は「キャッシュバック率」と呼ばれることもあります。
「ポイント還元率」とは簡単に言うと、クレジットカードの支払額に対して、もらえたポイントの割合のこと。ちょっと難しいですよね。
例えばAクレジットカードは、100円の買い物で1ポイント(=1円相当)もらえるとします。その場合、ポイント還元率は下記のように計算できます。
得られた金額(1円分のポイント) ÷ 使った金額(100円) × 100 = 還元率1%
クレジットカード界隈では、還元率1%は標準と考えて良いと思います。
0.5%だと還元率は良いくないと思いますし、逆に1%を超えるようなカードは「高還元率カード」と言えます。
年会費無料のカードだと1%はかなり高い方で、1%を超える還元率のカードはほぼ年会費有料のカードです。
ポイント還元率に関しては「低いより、高い方が良い」というのが個人的な見解です。
このサイトで紹介しているクレジットカードの還元率(通常利用時)をまとめてみました。
リクルートカード | 実質1.2%ポイント還元 |
楽天カード | 実質1%ポイント還元 |
Yahoo! JAPANカード | 実質1%ポイント還元 |
JMBローソンPontaカードVisa | 実質1%ポイント還元 |
ビックカメラSuicaカード | 実質1%ポイント還元 |
dカード | 実質1%ポイント還元 |
Amazon MasterCardゴールド | 実質1%ポイント還元 |
ルミネカード | 実質0.5%ポイント還元 |
エポスカード | 実質0.5%ポイント還元 |
イオンカードセレクト | 実質0.5%ポイント還元 |
セブンカード・プラス | 実質0.5%ポイント還元 |
おすすめは「共通ポイントが直接貯まるカード」
しかし高還元率のクレジットカードブームは現在下火になっています。というのも2~3年前より一斉にポイント還元率の引き下げや新規募集終了によって、飛び抜けたカードが少なくなってきたせいもあります。
現在のおすすめは「共通ポイント」が直接貯まるクレジットカードです。共通ポイントとは「様々なお店で共通して貯めたり使えるポイント」のことです。
共通ポイントといえば、TポイントやPontaポイント、dポイント、楽天ポイント(楽天スーパーポイント)が挙げられます。
こういった共通ポイントが直接貯まるクレジットカードの人気がどんどん上がってきている気がします。
共通ポイントが貯まると何故お得なのか、をまとめてみました。
- 1Pからポイントを利用できる
- ポイントの有効期限は実質無期限
- 様々なお店で貯められる・使える
- ネット(スマホ)で簡単に管理できる
以前のクレジットカードでは、クレジットカードを使って「カード会社独自のポイント」を貯め、一定数を貯めるとこうした共通ポイントや商品券などにポイント交換をする、というのが一般的でした。
現在はクレジットカードの利用で貯まるポイント=共通ポイントに変化しているので、貯めたポイントをすぐに買い物で消費できるクレジットカードが主流になっていると思います。
自分が現在集めているポイントとクレジットカードのポイントが一致すれば、ポイントをより効率的に貯めることができます。
ちなみにこのサイトで厳選した10種のカードのうち、「共通ポイント」が貯まるクレジットカードは下記になります。
楽天カード | 楽天スーパーポイント |
Yahoo! JAPANカード | Tポイント |
dカード | dポイント |
JMBローソンPontaカードVisa | Pontaポイント |
リクルートカード | リクルートポイント(実質Pontaポイント) |
イオンカードセレクト | WAON POINT |
この選び方は簡単です!
今自分の財布に入っているポイントカードをチェックしてみてください。その中で最も使うポイントカードが、自分に相性の良いポイントといえると思います。
ライフスタイルに合ったクレジットカードとは?
私はクレジットカードを「節約の目的」で作ろうとする場合、下記の2つが「ライフスタイルに合ったカード」といえると思います。
- よく行くお店で割引があったり、ポイント還元率が優れているクレジットカード
- 自身が利用する店舗で使えるポイントが貯められるクレジットカード
よく行くお店で割引があったり、ポイント還元率が優れているクレジットカード
ポイントについては先に紹介したとおりですが、クレジットカードにはもう1つ節約のポイントがあります。それがクレジットカードの割引や特別なサービスです。
例えば、このブログでも紹介している「dカード」はローソンで使うと、3%OFFの割引を受けられます。
Amazonのゴールドカード(正式名:「Amazon MasterCardゴールド」)なら、Amazonプライムという有料会員サービスの年会費(4,900円)が無料になります。
エポスカードのカード優待を使えば、全国5000以上のお店の割引特典が受けられます。
カードを見せるだけで「ラーメンの味玉が無料」、こんなサービスも受けられます。
クレジットカードはポイント以外にも、使う場所によっては特典が受けられることもありますので覚えておいて下さい。
このブログで紹介しているカードの主な特典をまとめてみました。
Amazon MasterCardゴールド | Amazonプライムの年会費(4,900円)が無料になる |
エポスカード | マルイのセール期間中は10%OFF |
ルミネカード | ルミネでいつでも5%OFF |
イオンカードセレクト | お客様感謝デーは5%OFF!イオンでいつもポイント2倍! |
dカード | ローソンで3%OFF ローソンでは最大5%還元 |
ビックカメラSuicaカード | ビックカメラでの買い物が基本10%還元 |
楽天カード | 楽天市場でいつでもポイント3倍 |
Yahoo! JAPANカード | Yahoo!ショッピングとLOHACOではいつでも3倍 |
JMBローソンPontaカードVisa | ローソンでいつでもポイント2倍+JALマイルも貯まる |
リクルートカード | 特になし |
自身が利用する店舗で使えるポイントが貯められるクレジットカード
「ポイントの出口戦略」(ポイントをどう使うか)という視点でからクレジットカードを選ぶこともできます。
簡単に言うと、自分が使いたい(集めたい)ポイントが貯まりやすいクレジットカードを使うということです。
ポイントはできるだけ1つに絞ったほうが、良いです。同時に複数のポイントを集めようとすると、力が分散してしまいます。できるだけ短期間でドカンとポイントを集めるなら、1点突破がベストです。
反対に「それぞれお店でもらえるポイントを最大限獲得したい」と考えるのであれば、複数枚のカードを使い分けるのが良いと思います。
生活費をクレジットカード1枚に集中させると、どんどんポイントが貯まります。その貯まったポイントを買い物で使うようにすれば、現金を使わずに買い物をできることになります。
例えば楽天のポイントを集中的に集めて、こんな感じにポイントで買物をしてます。(私は楽天カード以外にも様々なサービスを楽天に集中させてポイント稼ぎしています。)
こんな風に、ポイントを集中的に貯めて現金を使わないようにすることもできますよ。