三井住友VISAカードの特徴と種類まとめ
たくさん種類があってそれぞれの特徴を覚えにくい、「三井住友VISAカード」各種の特徴や違いをまとめてみました。
三井住友VISAカードの種類
現在発行されている三井住友VISAカード(プロパー※)は下記のような種類と特徴があります。
三井住友VISAクラシックカードとクラシックカードカードAは2項目に分けて表記しています。
通常カード
カード名 | 特徴の一言まとめ | |
スタンダード | 三井住友VISAクラシックカード | 最もスタンダードな一枚 |
スタンダード | 三井住友VISAクラシックカードクラシックカードA | クラシックよりも旅行保険が充実。他は同じ。 |
スタンダード | エブリプラス | リボ払い専用カード |
ヤング層向け | 三井住友VISAデビュープラスカード | 18歳~25歳限定カード。年会費は実質無料。 |
女性専用 | 三井住友VISAアミティエカード | 女性限定カード。年会費割安でクラシックカードAと同等。ケータイ支払いでポイントが2倍 |
準ゴールド | 三井住友VISAエグゼクティブカード | クラシックカードAよりさらに旅行保険が充実 |
ゴールド(ヤング層) | 三井住友VISAプライムゴールドカード | 20代専用のゴールドカード |
ゴールド | 三井住友VISAゴールドカード | 30歳以上のゴールドカード |
プラチナ | 三井住友VISAプラチナカード | 三井住友VISAカードの最上位カード |
中国滞在向け | 三井住友銀聯カード | 中国で最も使われている「銀聯(ぎんれん)」ブランドのカード |
インターネット決済専用 | 三井住友VISAバーチャルカード | インターネット決済専用のバーチャルカード |
ローン | 三井住友カード ゴールドローン | 全国のCD・ATMでお借り入れが可能 |
学生カード
学生 | 三井住友VISAデビュープラスカード(学生) | 18歳~25歳限定カード。ポイント積算が優遇など。旅行保険付帯なし。 |
三井住友VISAクラシックカード(学生) | 通常(非学生クラシック)と同様。旅行保険完備。在学中は年会費一切無料 | |
三井住友VISAクラシックカード クラシックカードA(学生) | 旅行保険が更に拡充。年会費は税抜250円。 | |
学生(女性限定) | 三井住友VISAアミティエカード(学生) | 女性専用カード。旅行保険はクラシックカードAと同じ。こちらは在学中は年会費一切無料 |
クラシックカードの学生カードと一般カードの違いはこちら
[bc url="https://okane-blog.com/classic-student/"]
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※ちなみに「プロパーカード」とは広義的には「カード会社が発行するクレジットカード」とされます。プロパーの対となるカードは「提携カード」です。
三井住友カード年会費まとめ
年会費は登録サービスなどによって3段階の割引設定があります。この辺りも三井住友VISAカードが複雑になる要因の1つです。
わかりやすくまとめてみます。
三井住友VISAカード14種のプロパーカードは、プラチナカードを除き、永年無料のカードを含め、すべて初年度の年会費は無料です。
さらに3つの条件をクリアしていくと次年度の年会費も減額されます。それが以下です。
- WEB明細書サービスの利用で翌年度年会費一般カード500円、ゴールドカード1,000円割引
- マイ・ペイすリボへの登録+ご利用で一般カード年会費無料・ゴールドカード半額(プラチナ除く)
- 前年度のご利用額に応じて翌年度年会費無料・半額
詳しい解説はこちらの記事を参照ください。
[bc url="https://okane-blog.com/smbc-card02/"]
三井住友VISAカードクラシックとクラシックカードAの違いは?
最もスタンダードな「クラシックカード」を作りたいと思う方は多いでしょう。
クラシックカードには、「クラシック」「クラシックカードA」という2種類あり、ごっちゃになりやすいので解説してみます。
この2つの違いはパッと見、補償額の違いと捉えられがちですが、実は全く異なります。この差異をきちんと理解しておきましょう。
旅行先での死亡・後遺障害に関する補償
下記が年会費と補償内容の違いになります。
クラシック | クラシックカードA | ||
年会費 | 税抜1,250円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 税抜1,500円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | |
海外旅行時傷害死亡・後遺障害 | 利用付帯 | 2,000万円 | 1,700万円 |
自動付帯 | 0円 | 300万円 | |
合計 | 最高2,000万円 | 最高2,000万円 | |
国内旅行時傷害死亡・後遺障害 | 利用付帯 | 0円 | 1,700万円 |
自動付帯 | 0円 | 300万円 | |
合計 | 0円 | 最高2,000万円 |
まず重要な違いは旅行時の旅行時傷害死亡・後遺障害の内容の違いです。
この保険は旅行中の事故による「ケガが原因で死亡」、または「後遺障害」が生じた場合に補償が受けられるものです。
クラシックカードですと、見ての通り国内旅行に関しての補償はありません。
また同じ海外旅行時の2,000万円に関しても、クラシックは「利用付帯のみ」に対して、クラシックカードAは「自動付帯」だけでも300万円の補償が受けられます。
利用付帯は、旅行代金(航空機などの旅客運賃)をクレジットカードを使って支払っている場合にのみ適用されます。その一方の「自動付帯」を当該カード利用の有無に関わらず自動的に補償されます。
※詳しい適用条件につきましては、公式HPで確認ください。
ただ、個人的にはこの担保項目に関しては自動付帯300万円と言うのは十分なメリットではないと思います。
海外旅行に関して言えば、どちらのカードであっても旅行代金をカード払いにすれば同様の保障内容だからです。
国内旅行に関して言えば、クラシックでは全く保証されませんので、クラシックカードAのアドバンテージは大きいです。国内旅行で補償されるのは傷害死亡・後遺障害のケースのみです
旅行中のケガ・疾病に関しての補償
その他の担保項目も比較してみます。(上記金額は限度額です。詳細はこちら)
担保項目 | クラシック | クラシックカードA |
付帯条件 | 利用付帯 | 自動付帯 |
(傷害治療費用) 海外旅行時、怪我をしたら | 50万 | 100万 |
(疾病治療費用) 海外旅行時、病気で入院したら | 50万 | 100万 |
(賠償責任) 海外旅行時、法律上の賠償責任を負ってしまったら | 2,000万 | 2,500万 |
(携行品損害) 海外旅行時、身の回りの品が盗まれたり・壊れたら | 15万 | 20万 |
(救援者費用) 海外旅行時、長期入院し、家族が現地に赴く際の支出に対して | 100万 | 150万 |
金額の差も然ることながらやはり重要なのは、付帯の条件でしょう。
クラシックカードAは海外旅行時のお守り代わりにとても心強いということです。
クラシックとクラシックカードAの違いまとめ
- 年会費の差は250円(税別)
- クラシックには国内旅行に関する補償がない
- クラシックカードAは国内・海外旅行とも補償内容が充実
■海外旅行に行く人→クラシックカードAを選ぶべき
■旅行に全く行かない人→クラシックカードでも良い
アミティエカードとクラシックカードAの違い
アミティエカードは女性だけが申し込みできる女性専用カードです。
結論を先に言いますと、アミティエカードはクラシックカードAカードの完全上位互換になります。
つまり女性はクラシックカードAカードを選ぶと損します。クラシックを選ぶと超損をします。
クラシックカードA | アミティエカード | |
年会費 | 税抜1,500円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 税抜1,250円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 |
家族カード年会費 | 一人目 税抜550円+税 | 一人目 税抜400円+税 |
旅行保険 | 同等 | |
その他 | ー | ケータイ・PHSの利用料のポイントが2倍 |
これを見るとクラシックカードAと同格以上の内容のカードが、年会費を安く、しかもケータイ料金割引で利用できます。
なお、家族カードは男性でもOKです。
ということは、男性がクラシックカードAを申し込んで奥さんの家族カードを発行して使うよりも、奥さんが本会員として申し込んで、家族カードを男性に持った方が総合的にはお得です。(デザイン等にこだわらない場合)
[bc url="https://okane-blog.com/smbc-amitie/"]
クラシックとデビュープラスカードの違い
デビュープラスカードはどんな人が申し込んだら得なのか、クラシックカードAと比較しながら見ていきましょう。
クラシックカードA | デビュープラスカード | |
初年度年会費 | 無料 | 無料 |
次年度年会費 | 税抜1,500円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 一度の利用で次年度も無料 (税抜1,250円+税) |
申し込み条件 | 満18歳以上 | 満18歳〜25歳まで |
旅行保険 | 付帯 | なし |
ポイント付与 | 還元率0.5% | 通常カードの2倍(還元率1.0%) (入会後3ヵ月間は5倍!) |
国際ブランド | VISA or Mastercard | VISAのみ |
家族カード | あり | なし |
こんな感じです。
一番の大きな違いは「ポイントの貯まり方」「旅行保険がデビュープラスは付帯しない」「申し込みの年齢制限がある」この3つですね。
デビュープラスカードは、初めてクレジットカードを使う人がその仕組やクレジットカードのメリットが利用者にわかりやすいように、シンプルな仕組みであると思います。
デビュープラスカードユーザーは「出世魚」
その他にもデビューカードは26歳を過ぎてからの更新時、三井住友VISAプライムゴールドカードに自動昇格できるのが魅力です。
さらに更に30歳を過ぎてからのカード更新時には、三井住友VISAゴールドカードへと自動でランクアップします。
つまりデビュープラスを使い続けていれば、一般のゴールドカードまで上り詰めることができます。まるで出世魚のようです。笑
三井住友VISAゴールドカードは普通に申し込んで、簡単に審査を通過出来るようなカードではありません。
もちろんゴールドカードの年会費は払う必要がありますが、「マイ・ペイすリボ」にご登録しておけば、ゴールドカードは年会費が半額に減額されます。
希望しない場合、クラシックカードに切り替えも可能です。
デビュープラスカードユーザーはこんな方にはおススメです。
- 初めてクレジットカードを持つ人(クレジットカードを勉強したい人)
- 三井住友VISAカードの中でもポイントを貯めることに専念したい人
- 海外旅行に全く興味のない人
- いずれ三井住友VISAゴールドカードを持ちたい
20代後半でゴールドカードを持っている人ってなかなか居ませんからね。ゴールドカードに憧れている人にとっては、クラシックを使い続けるよりも近道かもしれません。
クラシックカードとゴールドカードの違い
ゴールドカードの特徴を箇条書きでまとめたいと思います。
- 最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険
- 年間300万円までのショッピング保険
- 全国28の空港でラウンジが無料で利用できます。
- ゴールドデスクが利用可能
- ドクターコール24が利用可能(医療・ストレス・健康の不安について、医療知識のある専門スタッフが電話で24時間・年中無休で相談に応じてもらえます。無料)
- 情報誌「VISA」の無料購読サービス
- 家族特約(カードを持たない本会員・家族会員以外の家族にも海外旅行傷害保険が付帯)が適用される
ゴールドカードとプライムゴールドカードの違い
同じゴールドカードでもプライムゴールドがどれだけ優遇されているのかまとめてみました。
特典については上記で紹介したゴールドカードが両方に当てはまります。
ゴールドカード | プライムゴールドカード | |
申込資格 | 原則として、満30歳以上 安定継続収入のある方 | 満20歳以上30歳未満で、 安定継続収入のある方 |
年会費 | 税抜10,000円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も最大4,000円(税抜)まで割引(条件付) | 税抜5,000円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も最大1,500円(税抜)まで割引(条件付) |
更新時 | ー | 「継続サンクスポイント」付与 (ゴールドカード更新特典) 「プレミアムグルメクーポン」付与 (ゴールドカード更新特典) |
年会費は「WEB明細書」と「マイ・ペイすリボ」選択でプライムゴールド最高1,500円、ゴールド4,000円まで減額することができます。
1,500円でゴールドカードが持てます。20代であればプライムゴールドを選んで間違いありません。
デザイン自体もほぼおなじで、小さく「PRIME(プライム)」のロゴがあるだけです。
先にも紹介したとおり、プライムゴールドカードは30歳を過ぎてからのカード更新時に、三井住友VISAゴールドカードへと自動でランクアップします。
三井住友VISA一般カードと学生カードの違い
クラシック/クラシックカードAとアミティ、デビュープラスにはそれぞれ学生カードが存在します。
一般カードと学生カードはどうちがうのかまとめてみます。
クラシック(一般)と(学生)の違い
クラシック(一般) | クラシック(学生) | |
年会費 | 税抜1,250円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 在学中は年会費無料 |
クラシックカードA(一般)と(学生)の違い
クラシックカードA(一般) | クラシックカードA(学生) | |
年会費 | 税抜1,250円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 初年度年会費無料 次年度以降税抜250円+税 |
アミティエカード(一般)と(学生)の違い
アミティエ(一般) | アミティエ(学生) | |
年会費 | 税抜1,250円+税 初年度年会費無料 翌年度以降も条件付無料 | 在学中は年会費無料 |
これらのカードは年会費が全て無料になる以外、その他の付帯サービス等は同一となります。
なので学生カード=年会費が無料と理解してください。
デビュープラスカード(一般)と(学生)の違い
ただしデビュープラスカードは、一般と学生カードについて、実は全く同じものになります。
年会費はどちらも実質無料(初年度無料/翌年以降は前年度にカードの利用が1回以上で無料)です。
唯一の違いと言えば学生カードの場合、インターネット入会の際に、