今回は大学生協組合員のクレジットカード「tuoカード(トゥオカード)」についての記事です。
今回メインは私(管理人)ではなく、現役大学生の方に特別に執筆いただきました。みんながどのようなことを考えてクレジットカードを持つのか参考にしてみてください。
Tuoカードを申し込みました!
大学生ならクレジットカードが作れます
大学生のみなさんはクレジットカードを持っていますか?
クレジットカードは普段のお買いものや、インターネット通販での決済方法にも積極的に採用されていて非常に便利ですよね。また海外旅行に行ったときにも、現地で簡単にお買いものができるので、手持ちの現金を心配することなく安心して旅行を楽しめます。
しかし、クレジットカードを作るためには、本人確認書類などの提出や、未成年の場合は保護者の承諾が必要となり、審査が通るまでに時間がかかる場合もあります。クレジットカードは欲しくても、このような手続きが面倒くさくて、カードを作ることを諦めている学生は、意外と多いのではないでしょうか。
私の実体験を踏まえながら学生用のクレジットカードを作った上で良かったこと、カードを持つ上で注意すべきことなどをお話ししていこうと思います。
現役大学生の私がクレジットカードを作った理由
私がクレジットカードを持ちたいと思ったのは、大学生3年生の夏休みです。夏休みを利用して海外旅行に行く計画を立てていました。海外は初めてではなかったのですが、海外旅行中のアクシデントに備えて、海外旅行傷害保険に入ろうと考えてどの保険がいいか、インターネットを通して探していました。
それ以前韓国へ旅行にいったときに、出発当日に空港で、保険に加入し5,000円程支払ったことがあります。海外旅行は初めてだったので、保険のことなど何も考えておらず、急いで手続きをした覚えがあります。
5,000円を支払わなくとも、もう少し値段の安い保険があることを後から知り、今回の海外旅行では前もってインターネットで申し込んでから、旅行に出発しようと考えていました。比較的、安価な保険はたくさん探すことはできたのですが、どの保険も支払方法がカード払いばかりでした。このことが、クレジットカードを持ちたいと思ったきっかけです。
クレジットカードを作る上で重要視した点は2つ
各クレジットカード会社には学生用のクレジットカードがたくさんあります。しかし、どれを選んでいいのかきっとみなさんも迷うのではないでしょうか。学生の私がクレジットカードを作る上で、重要視した点は2つです。
1.審査のスムーズさ
1つ目は、手続きが簡単で、審査がスピーディーに通りやすいことです。私は、実家を離れて他県の大学に通っていますが、住民票は実家の住所のままです。私の周りの友だちにも、住民票を移動させていない人が多くいました。住民票は実家にあるけれど、実際に住んでいる住所は違う。このことが手続きを少し面倒にさせます。
手続きには、本人確認書類を必ず提出させられますが、保険証や免許証の住所と、書類の送付先の現住所が違う事をカード会社から指摘され、不備書類の提出を求められます。住民票の住所と、現住所が同じである書類を提出することが、大原則であるのです。
カード会社によっては、現住所のわかる資料を提出することで審査が通ることもあります。例えインターネットを通して申し込んだとしても、書類は郵送でのやり取りになるので、不備書類があるとそれだけ多くの時間を要することになるので、気をつけてください。
2.相談窓口のサポート
2つ目はカードについて、疑問に思ったことや分からないことがでてきたときに、すぐに相談できる窓口があることです。クレジットカードは便利なものですが、同時にお金が絡んでくるので、トラブルの種になることもあります。
カードを持つことに対しては、例え学生であっても責任感をもたなければなりません。この2つの点をクリアしたクレジットカードが、全国大学生活協同組合連合会(以下大学生協という)と三井住友VISAカードが提携して発行される「TuoカードVISA(学生用)」というカードでした。
ほとんどの学生が大学生協に、お世話になっていると思います。申込書も生協内にあり、スタッフには書類に不備がないかということも確認してもらえて安心です。私は2週間程でカードが手元に届きました。急ぎでカードが欲しい場合には、「○月×日までに欲しい」と言えば、スタッフの人が親身になって対応してくれます。
カードの裏には、顔写真が入っています。海外では、クレジットカードで支払をするときに、パスポートの提示を求められることがよくあるのですが、顔写真入りのカードを持っていれば何も言われません。保険サービスも充実しているので、安心です。
私の場合は、月の上限額を10万円とし、支払いは翌月の26日に特定の口座から引き落とされます。キャッシングサービスは利用していません。
この「TuoカードVISA(学生用)」は大学生協の組合員でなければ作ることはできませんので、ご注意ください。
三井住友VISAカードには他にこんな学生カードがあります。
これらのカードは生協との提携カードではありませんが、それぞれTuoカードにはない特典を兼ね備えています。簡単にご紹介します。
三井住友VISAカードの最もスタンダードな学生カードです。在学期間中は年会費無料でクラシックカードと同等以上の機能が搭載。旅行保険は海外旅行保険のみ付帯しています。
国内旅行保険が必要な場合は、学生向けクラシックカードAがおすすめ。年会費は在学期間中250円とお得な学生カードです。
クラシックカードの学生カードと一般カードの違いはこちら
[bc url="https://okane-blog.com/classic-student/"]
三井住友VISAカードの「クラッシックカード」と「クラッシックAカード」の違いはこちらの記事で。
[bc url="https://okane-blog.com/smbc-card/"]
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女性専用カード「アミティエ」の学生カード。学生向けクラシックカードAと同等の機能が搭載されながら年会費が無料です。携帯料金をカード払いにするとポイント2倍など特典も満載です。
女性ならばクラッシックAよりもアミティエカードのほうが断然お得です。
[bc url="https://okane-blog.com/smbc-amitie/"]
大学生のクレジットカードとの付き合い方
先ほども述べたように、クレジットカードは非常に便利なものです。しかし支払が翌月だからといって、日常生活でむやみにカードを利用するのは、控えたほうがいいと思います。
学生は大人といっても、経済的に自立した社会人ではありません。アルバイトや仕送り、奨学金の額に見合った生活を送ることが大切です。収入と支出の割合を考え、確かな金銭感覚を身につけた上で、クレジットカードを利用しましょう。
以上が大学生の目線の記事となります。
ここからは私(管理人)が補足しておきます。若干内容が重複するかもしれませんが、確認の意味でおさらいしましょう。
Tuoカードの特徴
Tuo(トゥオ)カードは大学生協組合員のためのクレジットカードです。学生用または教職員用の2種類あります。また留学生も組合員になれば加入できます。
申し込み資格は「大学生協の組合員になっている大学生」(満18歳以上)ですので、カード申し込みの前に生協の組合員になる必要があります。
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 前年に1回以上のカード利用で次年度も無料 前年度の利用が1度もない場合1,250円+税 |
Tuoカードのメリット
年会費は実質無料
先にも紹介しましたが、年会費は実質無料と言っていいでしょう。年に1度でも利用すれば次の年も無料になります。
大学生協のレジでTuoカードが使えます。
3,000円未満の利用についてはサイン不要、混み合うランチタイムや食堂などでもスピーディーに決済できます。
またTuoカードは大学生協の組合員証の機能を持っています。
海外旅行保険が2,000万円付帯
海外旅行中の病気やケガなどのアクシデントに備え、最高2,000万円の海外旅行保険が付帯されています。ただし旅行代金をカードで支払うことが保険を適用させる条件(利用付帯)となっています。
利用枠を選ぶことができます。
利用枠とはそのカードで利用(決済)できる金額のことです。
利用枠は5万・10万・30万より選択可能です。もちろん少額に設定しておけば使いすぎるのを防げます。
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クレジットカードは大変便利な反面、使い方を間違えるととんでもない事態になります。それらすべてをひっくるめて「社会勉強」だと捉え、若い内からクレジットカードの使い方・お金の大切さを学んでいってください。